新素材による超軽量かつしっかりホールドのアッパー
アッパーの素材は、プライムウィーブという張りがありつつ柔らかい特殊なメッシュになっています。 このメッシュは、普通のメッシュよりも素材が圧縮されているため、サイド部分などに硬い素材での補強材を使用せずに横ブレ防止が可能となる安定性があります。 フィット感は、吸い付くような履き心地です。これを実現しているのは、内側に搭載されているコンプレッションシュータンシステムというタンの部分が内側にくっついていることで、まるで靴下のように使用可能になっています。これにより足に密着したフィット感が得られる履き心地になっています。
まさにプロ級。短寿命だがハイパフォーマンス
横幅は、Picker調べによると短距離スパイク全メーカのスパイクと比較しても最も横幅の狭い部類のスパイクになります。同ADIDAS短距離スパイクの中でもプライムスプリントスパイクは最も横幅の狭い結果となりました。足幅の広い選手だとまず足が入らないのと入ったとしてもギチギチで足が苦しくなってしまう狭さになります。横幅は前作プライムSPと大差ありません。 かかとにはヒールカウンターが中盤から下側にかけて搭載されているため、かかとをガッチリ固定してくれ安定性が増します。 1年ほど履くとヒールカウンターもフニャフニャになっていきます。
前作に比べて耐久性能がアップ
ピン数は、6本で5mm取替式の金属製ニードルピンが付属します。 前作プライムSPと違い取替式に変更されており、ピンの数と配置は変更はありません。 また、前作は固定ピン+メッキ塗装だったため削れた場合は買い替えるしかありませんでが、取替式に変更され使用期間が長くなっています。 ソールの硬さは、Picker調べによると全メーカーとも比較して短距離スパイクにおいて、ASICSメタスプリントに次ぐNo.2の硬さを誇ります。 スペースフレームテクノロジー(カーボンとナイロンの合成材で軽量プレート)が搭載されており、その上中足部からつま先にかけてソール表面に8本のライン状の凹凸があり高い反発が得られます。
圧倒的ソールの反りでフォアフットをサポート
▶ソールの反りについて ソールの反りは、Picker調べによると2021年現在、全メーカーと比較して一番傾斜の反りが大きいスパイクになります。 フォアフットで接地ができる技術を持っていないと、使いこなせないクセのあるソールの反りになります。 ▶ミッドソール ミッドソールには、ランニングシューズに搭載されているBOOSTクッションが搭載されています。