横ブレ防止機能による圧倒的フィット間のアッパー
アッパー部分は、高速レースに対応できるよう、中足部に横ブレ防止の機能は施されています。また、軽量で伸びにくく、吸乾即効性に優れた素材を搭載しています。 熱対策としてアッパーの補強部分に通常よりも大きな通気孔が施されているため、シューズ内の通気性を保つことが出来ます。蒸れて足裏にマメができやすい方にはおすすめのシューズとなっております。ただし前足部の布部分は水に濡れた際に重さを感じてしまいます。他のMIZUNO製品（ジオスプッシュ7やジオスパートLD等）に比べシュータンの肌触りが気持ちよく、履き心地が良い素材が使わています。
足幅が広めの選手でも履ける広めのアッパー
横幅は、他社メーカースパイクと比較して広めの設計になっているため、足幅の広い選手でも楽に履くことが可能です。横幅の評価は5段階中3.5と同じメーカーであるMIZUNOのジオスパートLD（5段階評価中4）とASICS LDジャパンについで全体で同率3番目に広い長距離スパイクになります。 同率3位のスパイクには、ASICSのガンラップSCとガンラップ2がランクインしました。 つま先は、先端部分の布が薄く長く履き続けた場合での耐久性には不安が残ります。一方、踵部は、硬い素材で固定されているため安定性を感じます。
マラソンシューズに近い安定感のある履き心地のソール
固定式6本、2.5mmピンになっています。前足部に万遍なく配置されており、その上フラットソールなため安定した接地が可能となっております。長距離スパイクとしてはスタンダードな形です。 またソールにはマラソンシューズと同様のグリップを搭載しており、しっかりと地面をとらえることが可能になっています。ソールの硬さは長距離スパイクの中では硬めに設計されており、高反発な仕上がりです。着用感としてはソールが薄く硬くて反発がもらえる感覚となっております。 またソールが薄い分、足の裏に直接ピン感じ、素足に近いスパイクという感覚があります。フラットソールのため、現在流行している厚底シューズのような推進感は得にくいですが、脚力に自信のある方にはおすすめです。
傾斜がなく安定感のあるフラットなソール
ソールの反りはほぼないと考えてよいです。 フラットな形状のため、NIKEやニューバランスの長距離スパイクのような履くのに一癖あるスパイクとは違い、初心者から上級者まで幅広く対応可能なスパイクになっています。 ソールがフラットなのと柔軟な硬さのため、フォアフットでの接地や足裏全体での接地、踵から爪先に抜ける接地でも、幅広い接地方法に対応できる様になっています。
