高いフィット感の人工皮革アッパー
アッパーの固定は紐とテープで行います。 簡潔にまとめるとジオサイレンサー8はフィット感を重視した構造になっています。 つま先からかかとまで伸びるワンピース補強は、接地時のかかとの落ち込みを予防します。陸上初級者や接地スキルが未熟な選手は、走行時に前足部での接地が難しく踵で接地してしまい、ブレーキや怪我をする事があります。 ワンピース構造ではこれらのかかとの落ち込みを軽減する機能があり、前足部でのスムーズな接地を実現します。 「あと0.1秒を縮めるためのフィット」をコンセプトにアッパーの開発が行われており、フィット機能にこだわった、履いていて安定感のあるアッパーとなっています。
フィット感を生むバイオロック(R)構造
アッパーの横幅は広めに作られているため、足幅が広くても履くことができます。 もし貴方がスパイクの横幅で困った経験があったとしても、このスパイクであれば比較的ジャストサイズで履くことができます。 かかとには、バイオロック(R)構造が用いられており、激しいスプリント走行時に多いかかとのズレを強力にブロックし、フィット性を高めます。 これにより、試合用の激しいスプリントや、コーナーの走りでも靴が脱げることなく走ることが可能です。
MIZUNOらしい接地のしやすいソール
ピンはつま先から2-3-3-1(外側)の計9本(うち固定ピン6本)となっています。 ピン数は他のスパイクと比べても比較的多めで、ピンの配置は足先から前足部の中央まで広い面積に散らばっており、接地時のサポートとなります。 また、ソールはハニカム構造を用いており、ソールの剛性はそのままに、よく曲がり扱いやすいソールを実現しています。 その上、軽量な上に非常に丈夫な作りとなっています。 反面、他のミズノ製の上級者向けスパイクと比べると反発性に欠けるため、より高反発なスパイクをお求めの選手にとっては注意が必要です。
安定感のあるピン配置とフラットソール
ソールの反りは比較的小さく、フラットに接地しやすい構造となっています。 ピン幅が広く、満遍なく配置されているため、着地の衝撃を緩衝しながら走ることができます。 練習用のスパイクや、初級〜中級者の選手が試合で利用するには非常にお勧めのスパイクとなっています。 反発はやや弱いため、さらに強い反発が欲しい選手は、その他のミズノの上級者向けスパイクを購入することをお勧めします。
