使い込みであなたのスパイクに成るアッパー
アッパーの素材は、全体的に人工皮革で出来ているため、通気性は低くなっています。 人工皮革は使っているうちに足に馴染んでくるようになっています。 長く使うことで、フィット感が上がり、助走の走っている最中や踏切の際、ずれてしまうことがなく足をホールドしてくれます。 また、一般的な高跳び用スパイクに見られる、靴紐とベルトの両方で締めるタイプです。 ベルトについては、高跳び用スパイクに多く見られる足首ベルトとなっており、一般的なアシックス製スパイクと同じ太さです。
ややタイトな横幅
ASICSの高跳びスパイクの横幅は、総じて他メーカーと比較して狭くなっているのが特徴です。 比較的足の細身の選手によせた横幅サイズになっています。 以下簡単横幅比較順になります。 他ASICS > MIZUNO > ハイジャンプPRO > NIKE > ADIDAS 上記の順番で、左側から横幅が狭くなっているスパイク順になります。 また、かかと部分にも硬さが有りしっかりとかかとを固定してくれています。つま先の作りも、他メーカーと比べても硬いアウターソールがより多くの部分を覆ってくれています。そのためかかと・つまさきにかかる衝撃にしっかりと耐えられる耐久性の高い作りになっています。
最高硬度を誇るソール
走高跳スパイクとして一般的な構成で、ピン数11本(前7本、後4本)、金属製の取替式9mm二段平行ピンが付属します。 ソールの硬さは、MIZUNOのフィールドジオやNIKE、ADIDAS等、海外メーカースパイクよりもソールは硬く、全メーカーの全種目のスパイクと比較しても一番硬いソールのスパイクがこのASICSハイジャンプPROになります。 ソール表面の形は、靴底の素材は合成底となっていて、他社スパイクにはあまり見られないゴム製の滑り止めがソールを覆っています。 またソールの形として、踏切足の左右が限定されているモデルのため、片方の足に傾斜がついています。 これは助走時の内傾サポートのための傾斜になります。左足踏切の人が間違えて(R)右足踏切のスパイクを購入しないよう注意しましょう。
平均的な扱いやすいソール
他の高跳び用スパイクに比べると反りは中間あたりになります。 反りが大きいわけでもなく、小さすぎることもないノーマルな反りが特徴です。 ソールの反り自体は同ASICSのヒートフライと全く同じ角度になります。