mizuno

フィールドジオAJ 評価レビュー

¥24,200(税込)
  • 安心のMIZUNO製品
    日本人による日本人のためのスパイク
  • 踵部分に厚めの反発素材
    LJには無い、踵部分の黄色い反発素材層
  • 助走をアシストするツメ搭載
    つま先部分のツメが助走をしやすく
  • 高得点なエリートスパイク
    比較の5軸全てで高得点
  • 三段跳にベストな1足
    各比較項目のバランスがよく様々な選手が使用
スパイク名
フィールドジオAJ
価格
24,200(税込み)
重さ
236g (26.0cm片足)
対応種目
走幅跳, 三段跳, 棒高跳
対応環境
全天候専用
スパイクピン
9mm×9
発売年
2019年
生産国
日本
靴紐タイプ
紐あり, ベルトあり
アッパー素材
人工皮革、合成繊維
ソール素材
合成底
サイズ
23 〜 29
競技レベル
advanced
こんな人におすすめ
・三段跳で助走に力を入れている方
・ミズノの踏み切りやすさが、好みの方
・日本人らしい少し太めの足幅の方

三段跳スパイクは、三段跳びの特殊性によって走幅跳とも違い。他のスパイクに比べ頑丈にできています。
スパイク先端の人工皮革の厚さを見比べれば一目瞭然ですが、短距離スパイクなんかとは比べ物にならないほど頑丈に作られています。短距離の数倍、足にかかる負担が大きいとされる三段跳には、やはり補強テープは陰ながら重要で欠かせないパーツです。

特徴

安心のMIZUNOクオリティのアッパー

一般的な紐+ベルトの2段構成で、同社のフィールドジオLJ(Field Geo LJ)と同じものです。
素材は、合成繊維(メッシュ部分)と人工皮革(エナメル質部分)です。

特徴①べろ(アッパー中央についている甲部分を覆う部分)と靴紐の薄さ
特徴②つま先上部のメッシュ生地についた補強テープ
べろと紐は、他社の走幅跳スパイクに比べ圧倒的に薄くmizunoの代表作であるクロノインクスと同様な薄さです。この薄さによって、足と紐が限りなく近くで結ばれるため、足と靴が一体となることで靴ズレが起きなくなり、フィット感を生み出します。
続いて、三段跳という非常に大きな負荷がかかる競技において、欠かせない補強テープです。ホップ・ステップの際に、横揺れを軽減し、力のロスを軽減してくれます。
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日本人に寄り添った幅広設計

MIZUNOという日本メーカーだけあって日本人の足にちょうどいい大きさに作られています。
つま先部分も踵部分も比較的太めに作られています。かといって必要以上に太いといった印象はなく、むしろ丁度足にフィットしてくれる大きさに作られており、流石だなと感じます。
また、フィールドジオLJ(Field Geo LJ)と同様に、かかとはしっかりと作られている印象です。つま先側でメッシュ生地を使っているせいか、かかとの人工皮革のみで作られている踵部分は丈夫に作られているように感じられます。また、メッシュ生地の対比だけでなく、この踵部分はベルトを除き、アッパー全体の中で唯一、人工皮革が多重に縫いこまれています。
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安心できる安定感を生み出すソール

ソールは、アッパーと違いフィールドジオLJと別物です。
三段跳は足に負荷のかかる種目の一つであり、走幅跳よりも衝撃が大きくなるため、反発剤が増量されソールの厚さが分厚くなっています。
また、反発剤の位置です。フィールドジオLJとAJで横に並べて見比べて貰えば分かりますが、この反発剤(黄色い部分)の入っている部分が、LJでは前足部なのに対して、三段跳用のフィールドジオAJでは、踵部分に沢山入っていることが分かります。反発剤が踵に入っていることで、フラット接地時に足裏全体で反発を受け、ホップ・スッテプが跳びやすくなっています。
ADIDASのアディゼロTJ/PVと同様に踵部分はゴム性の滑り止めになっており、ホップ・ステップ・ジャンプの3回の跳躍をスムーズにかつ滑ることなく行えます。
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踏切やすいフラットソール

ソールの反りについては、他社の三段跳スパイクのトリプルジャンプ PRO(Triple Jump PRO)/ASICS・アディゼロTJ(Adizero TJ)/ADIDAS・トリプルジャンプエリート(TRIPLE JUMP ELITE)/NIKEと比べ、フラットに作られています。
しかしながら、前足部の凸面は他社三段跳スパイクよりもコンパクトに膨らんでおり、実際に履いて跳躍をすると踏切のアシストとして転がる感覚が大きく感じられます。
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