防水機能のないノーマルな履き心地のアッパー
アッパーは、20kmまでの駅伝やロードレースと長い距離を走る際に履くランニングシューズ「ウエーブクルーズ」に使用されているアッパーと同じものが使われています。 素材は、合成繊維、人工皮革でできているため耐久性はメッシュや補強のあるスパイクに比べ心もとなく、数ヶ月履いているとつま先の端からよく破けるくらいの耐久性です。 また公式では3000mSC対応しているということですが、実際のアッパー部分は布っぽい素材の上に、防水加工はされていないとのことでした。※メーカー確認済み
足幅が広めの選手でも履ける広めのアッパー
ジオスプラッシュは横幅が広く作られています。またヒールカウンター(かかとの後ろ側)も硬くガッチリしている作りのため、安定感があります。 現在Pickerが取り扱っている長距離スパイクのうちヒールカウンターが硬いタイプのものは、ミズノのスパイク(当スパイクジオスパートLDとジオスプラッシュ7)とNew BalanceのULD5Kのみとなっています。
比較的柔らかめな初心者向けのソール
ピンは全7本で、7mmピンが付属します。取替式の5本は2-3の配置になっており、固定式の2本は2.5mmです。 長距離としては比較的多く、接地時にしっかり地面を捉えることのできるピン配置です。 先端プレートには硬さがあり3000m以上走る場合は、足への負担が懸念されます。ただしNIKEやADIDAS、New Balanceの中長距離スパイク程の硬さはなく様々な種目に対応したプレートになります。このため初心者にも扱える長距離スパイクと言えます。 また踵部には、NIKE ズームマンバVと同様にシャークスキンが採用されており、3000mSCなどの濡れた環境でも滑らないような作りになっています。 なお、このソールはMIZUNO ジオスプラッシュ7と同じものになります。
傾斜のないフラットな形状のソール
ソールの反りは、他メーカーも含めた長距離スパイクの中で最も小さな傾斜のソールになります。つまり一番フラットな形状のソールということです。 フラットな形状のため、特に癖のない初心者も履きやすい安定の履き心地になります。 ソールの反りが少ないことで、クセがなく長距離走行でもとても履きやすく負担の少ない走りを実現できる作りになっています。